海外赴任時の日本の持ち家管理
私は2016年に注文住宅を購入したのですが、一年経たずに赴任発令が出てしまいました。
この記事ではアメリカ赴任が決まった時の日本の持ち家管理について書きたいと思います。
赴任発令が出たときに、周りからは「家を立てたばかりなのに勿体無いね」と言われ続けました。
しかし私の気持ちとしては、子育てを伸び伸び出来て、趣味に没頭できたりと、戸建てだからこそ充実した生活をおくれたと感じているのでネガティブな気持ちは一切ありません。
今回の海外赴任は2-3年と言われているので、もちろん家族を連れていきます。
では、建てた家をどうするの?という事を書いていきたいと思います。
結論としては、空き家にすることを選択しました。
空き家にした理由
他に売る、貸すという選択肢がありましたが、空き家にするのを選んだ理由は以下です。
- 数年で帰ってくるので、家を開ける期間が比較的短い
- 日本への出張や、一時帰国時に家でくつろげる
- 家の荷物を片付けなくて良い
荷物を片付けなくて良いというのが一番の決め手です。
我が家には防音室がありグランドピアノと、おまけ程度に私のギターとベースもあります。
グランドピアノを何処かに預けるというのも難しいですし、お金がかかります。
また、新築なのに貸すのも勿体無いという気持ちが強かったです。
ということで、空き家という選択を取りました。
さて、空き家にするとなると管理が必要となります。
どんな対応をしたのかを書いていきます。
防犯
大事なものはほとんど赴任先に持っていくため、盗まれて困るものはないのですが、泥棒に入られるもの嫌です。
そのため、ALSOKと契約をすることにしました。
ALSOKには、長期不在にする人向けの「るすたくサービス」という物があり、こちらを契約しています。
月に一度家の周りの見回りをしてくれ、ポストの投函物を回収&転送してくれます。
追加料金を払えば、都度家の中の風通しや水通しもしてくれるというサービス。
いろいろ警備会社の説明を聞いたのですが、ALSOKが空き家へのサービス内容と費用がダントツに良かったのでALSOKを選びました。
風通し
風が通らないとカビが出てしまいますから、家は風を通さなくてはいけません。
ただ、我が家は24時間換気システムが入っているので、こちらの心配は不要です。
心配があるときは、上述したALSOKに頼めばOK。
水通し
水道やトイレのトラップの水が乾燥して無くなってしまうと、下水の臭いがあがってきたり、虫が入ったりしてしまうので、定期的に水を流す必要があります。
我が家では両親に定期的に通ってもらい対応予定です。
両親が来れないときは、ALSOKに頼む予定です。
インフラ関係の契約
空き家にする際、電気、ガス、水道、ネット契約はどうしたのかを紹介します。
まず、電気と水道は契約を継続しました。
24時間換気と水通しのために必要なためです。
ネットについては完全に解約しました。月5千円近い出費がなくなるのは大きいです。
最後にガスは不在中のみ解約、一時帰国で家に帰るときのみ開通という運用にしています。
東京ガスさんは上記のような対応も簡単にしてくれるので非常に助かります。
郵便物
ポストに郵便物が溜まってると防犯的にも心配ですし、重要な連絡を見逃してしまいます。
こちらもALSOKで対応してもらいます。
草むしり
うちは庭がそこそこ広い家なので、放っておくと雑草が大変な事になってしまいます。
そのため、赴任前に防草シートを敷いてきました。
外構業者に頼もうと思っていたのですが、妻がWEBで敷き方を調べて想像していたより簡単な事が判明したので、自分で敷きました。
素人がやった割にはきれいに敷けたと思っています。
近所付き合い
自治会は脱会しました。自治会費もバカにならない出費なので。
また、家族をアメリカに連れて行く際に、ご近所さんへのあいさつ回りはしました。
ご近所さんと仲良くしておくに越したことはないですし、なにかあったら連絡して欲しいので電話番号とメールアドレスを簡単なアメリカ土産と一緒に渡しました。
まとめ
我が家は海外赴任時の家を空き家にすることにしました。
そのために、ALSOKのサービスを活用しています。
貸すという手段もありますが、金銭的には貸すのがいいですが、一時帰国時の滞在場所があるということ、そして何より気持ち的な事があり、貸すという手段を取らないことに決めました。
既に一度家族全員での一時帰国をしたのですが、3歳と1歳の子供を連れて一週間以上のホテル生活は厳しそうだったので、家を残しておいたのは正解だったと思います。
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